2021年8月10日
家庭菜園に注目が集まる近年。
家庭菜園にはつきものの、「害虫被害」・・・🐛
夏野菜や花き等、せっかく大切に育てている植物が虫に食べられてしまう・・・・
そんな嫌な思いを既に経験されている方も少なくないと思います。
今回は、市販されている防虫剤ではなく、ご家庭にある材料で簡単に作れる「防虫剤」をご紹介。
ご家族と一緒に、自由研究のネタのひとつとしても、楽しく作ってみてはいかがでしょうか。
材料は・・・「米酢(焼酎でも可)・トウガラシ・ニンニク」ですっ!
虫除けに必要な要素として、使用する材料には虫が嫌う成分が含まれていなければなりません。
米酢(焼酎):
お酢や焼酎には抗菌・殺菌作用があるため、防虫に効果があると言われています。
トウガラシ:
トウガラシに含まれる「カプサイシン」の刺激が防虫に効果があると言われています。
ニンニク:
ニンニクの臭み成分のひとつである「アリシン」は害虫の嫌う臭いであると言われています。
【 用意するもの 】
・ 米酢(焼酎)300ml
・ トウガラシ🌶 8本程
・ ニンニク 2片
・ 500mlペットボトル
・ スプレーボトル
【 作り方 】
① 500mlペットボトルに米酢(または、焼酎)を300ml投入します
② へたやタネを取り除いたトウガラシをペットボトルに投入します
③ ニンニクは「アリシン」の物質を抽出しやすくするため、皮をむき、
包丁で押しつぶした状態でペットボトルに投入します
④ ペットボトルのフタをして、10日間~20日間寝かせます
※注 作製してすぐだと、「アリシン」や「カプサイシン」がまだ溶けだしていないので
効果が薄くなる可能性があります
【 使い方 】
① スプレーボトルに水を入れます(300~400ml程)
② ペットボトル内に作製した、防虫剤の原液を「1ml~2ml」取り出しスプレーボトルに投入します
③ スプレーボトルを軽く振って、作物全体・葉っぱの裏側にスプレーします
※注 原液の量は調整可能ですが、濃度が高過ぎると、
作物・植物に対して刺激が強すぎて被害が生じる場合があります。
有害な物ではありませんが、刺激物となっておりますので、お子様・ペットのいらっしゃるご家庭ではお取り扱いにご注意くださいますようお願い申し上げます。
また、簡易的な防虫剤となっておりますので、完全に害虫被害を予防するものではありません。
この夏の、お子様の夏休みの自由研究等でお試しください♪